ぶどうソースのチキンソテー【ある夜、どこかの台所で。】
こんばんは。
だんだん冷え込むようになってきましたね。
すてきな秋をお過ごしでしょうか。
今年の秋はぶどうを味わいましたか?
紫のもの、黄みどりのもの、
赤やピンク、ハート型、、、
最近はほんとうにいろんな種類があって、
目にも口にもうれしくて楽しいぶどう。
そんなぶどうの時期ももうすぐ終わりかけという今、
ぶどうを使ったおつまみレシピを紹介します。
〜〜〜
この食べ方を知ったのは、八百屋2年目の夏、料理研究家をしていたことのある代表が会社の創業記念日の集まりで料理をふるまってくれたときのことでした。
そういった集まりに代表が作ってくれるものといえば、日々扱っているお野菜や果物を素材にした手作りのお料理で、記念日のお祝いと言いながら素材研究や試食会も兼ねていました。
材料は売り場に出て少し時間が経ってしまったぶどうとブルーベリー、アスパラガス。
そして代表がネットで注文してくれた「ウズラのもも肉」(ここだけ少しプロ食材!?)。
ささっと作った甘酸っぱいソースがぷりぷりのお肉に絡んでとてもとてもおいしかったのです。
それからずいぶんと時が経ち、つい先日。
東京から大学時代の友人が旅の宿として我が家に寄ってくれたときのことです。
せっかくだから、お酒にも合ってお食事としても満足の「ちょっぴり大人のお料理」をつくりたいと思い、あの代表の料理のことを思い出しながら作ってみました。
うろ覚えの味の記憶を頼りに作ったので当時の代表の味をそのまま再現できているわけではありませんが、
友人はおいしいおいしいと言ってお皿をすっかり空にしてくれました。
ウズラのもも肉は入手できなかったので、手羽元や手羽中を使って…
バルサミコ酢(ぶどうの果実酢)は持っていませんでしたが、
ふつうのお酢でつくってみるとなんだか味がぼやけてしまいました。
ドレッシングにも使えるそうなので、少量でも持っているとレパートエリーが広がりそうです。
いつもは生のまま味わう果物がお料理に入っているなんて、なんだか特別な気分がしませんか。
これからのシーズンの、ゆっくり語り合いたい夜の食卓に。
おいしいワインと共にいかがでしょう。